眉間のニキビができてしまったらどうしたらいい?自宅でのスキンケアのポイントも解説

眉間にできたニキビは非常に目立ちやすく、気になる方も多いと思います。眉間は顔の中でもニキビができやすい位置です。しかし、日頃のスキンケアや生活習慣の見直しによって予防できます。今回は眉間にニキビができやすい原因とスキンケアのポイントについて解説します。

この記事の監修者
渋谷院 副院長
野口 なつ美
目次

眉間のニキビを引き起こす原因とは

  • 前髪による刺激
  • 皮脂の過剰な分泌

眉間のニキビは目立ちやすく、つい触ってしまいがちな部位です。しかも、眉間にはニキビができやすい部位の一つです。眉間にニキビができてしまう主な要因は2つ、「前髪による刺激」と「皮脂の過剰な分泌」です。それぞれ解説していきます。

前髪による刺激

前髪が眉間に触れることにより、ニキビができやすい状況を作り出してしまいます。皮膚は刺激を受けると、皮膚を保護するために、肌表面の角質を厚くします。これにより、毛穴が小さくなって、皮脂が毛穴に詰まりやすい状態となります。皮脂が詰まると、ニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖し、炎症を引き起こしてニキビを生成します。

皮脂の過剰な分泌

顔の皮脂量を調べた結果、相対的に皮脂量の多い部位は、鼻・眉間・頬上内側・顎ということが明らかになっています。皮脂はアクネ菌の栄養です。皮脂量の多い眉間はアクネ菌が繁殖しやすい部位だということができます。

ニキビができやすいTゾーンについて

おでこから鼻にかけての部位をTゾーンと言います。この部位は特にニキビができやすく、また紫外線の影響メイクの洗い残しなども多くなりがち。特に注意してケアをしていく必要があります。

【原因別】眉間のニキビの対策方法

原因をしっかり理解して、対策することが大切です。それぞれの原因への対策をご紹介します。

前髪の刺激が原因の場合

目立つ場所にニキビがあると、前髪で隠したくなりますが、その気持ちを抑えることが大切です。できるだけ刺激を与えないよう、ヘアピンやヘアバンドで前髪が眉間に触れないようにしましょう。自宅にいる間だけでも前髪を上げていると効果があります。前髪を短くするなど、ヘアスタイルを変えることも検討して下さい。

皮脂の過剰分泌が原因の場合

洗顔料で余分な皮脂を除去し、皮膚を清潔な状態に保つことが大切です。洗顔料をよく泡立てて、泡で洗うことを意識しましょう。皮脂を除去しようと、手で強く擦る、何度も洗うという行為はニキビを悪化させる可能性があり、逆効果です。

具体的な回数については、1日2回洗顔料で洗顔することが推奨されています。

体調不良によって眉間にニキビができるって本当?

体調不良によって眉間にニキビができるって本当?

肝機能が弱まっている場合に、眉間にニキビができることも。

肝機能が低下すると、眉間にニキビができやすいといわれています。肝機能の低下とニキビのできやすさにどのような関係性があるのでしょうか。

肝臓は、体内の老廃物や毒素を無毒化する作用を有しています。肝機能が低下すると、無毒化されなかった老廃物が毛穴に詰まり、アクネ菌が繁殖してニキビを形成します。

眉間は皮脂の分泌量が多いことから、皮脂だけでなく、老廃物や毒素も溜まりやすい場所です。すなわち、肝機能が低下するとニキビができやすい場所であるといえます。

肝機能が低下する要因として、飲酒食生活の偏り生活習慣の乱れ睡眠不足ストレス過多など、生活習慣の乱れです。ニキビができやすくて悩んでいる方は、まず生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

ニキビを自宅でケアしたい!スキンケアのポイントとは

自宅で行うスキンケアのポイント

  • 洗顔時には、力の強さに注意する
  • 優しく洗顔をするよう心がける
  • メイクや紫外線対策には注意が必要

洗顔時には、力の強さに注意する

洗顔は顔の余分な皮脂や汚れを落とすために大切ですが、力の強さに注意が必要です。スクラブ入りの洗顔料と肌を擦るような洗顔は、肌を余計に刺激してしまい、皮脂を増やす原因となるため、避けましょう。刺激の少ない洗顔料をよく泡立てて、やさしく洗うことを心掛けましょう。

洗顔後はすぐに保湿する

洗顔後の肌は湿っていますが、この水分が蒸発する際、肌の水分も一緒に蒸発するため、乾燥しやすくなります。肌は乾燥すると、潤いを取り戻す為に皮脂を分泌させます。乾燥が続くと、皮脂が過剰に分泌されてしまい、ニキビの原因となります。洗顔後は化粧水などですぐに保湿しましょう。

乾燥肌混合肌の方は特に肌の保水量が少なく、蒸発しやすいことが知られています。洗顔の保湿は念入りに行いましょう。

メイクや紫外線対策には注意が必要

メイクの厚塗りはできれば避けるべきです。毛穴を閉塞して、ニキビができやすい状態を自ら作り出していることと変わりありません。また化粧を落とす際も念入りなクレンジングが必要になってしまい、肌を刺激してしまいます。

また紫外線を浴びると、皮膚のバリア機能の低下を引き起こします。バリア機能が低下すると、肌を守るために角質を増やします。角質の増加は毛穴の詰まりにつながり、ニキビが形成しやすくなります。更に紫外線は皮膚の乾燥を引き起こします。皮膚の乾燥によるニキビの影響は上記の通りです。帽子や日傘などで日々の紫外線対策を徹底しましょう。

どうしても眉間のニキビが治らない場合

どうしても眉間のニキビが治らない場合は?

どうしてもニキビが治らない場合には医療機関を受診しましょう。

渋谷美容外科クリニックでは、段階に応じたニキビ治療が可能です。豊富な治療メニューを取り揃えていますので、患者さまの肌質に合わせた治療を提供しています。プライバシーにも配慮した個室での施術を行っていますので、ご安心ください。無料カウンセリングも実施していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

主なニキビ治療について

  • 外用薬
  • 内服薬
  • 美容外科での治療

ニキビ治療は「外用薬」「内服薬」「美容外科での治療」の3種類に分けられます。

美容外科での治療の場合、「ケミカルピーリング」「レーザー治療」など、本格的なニキビ治療をすることができるでしょう。

眉間にできるニキビの原因と対策方法を押さえて、綺麗な肌を保ちましょう!

今回は、眉間にニキビができやすい原因とその対策について解説しました。日々の対策が眉間のニキビは予防につながります。しかし、ご自身でできるスキンケアにも限界があります。色々試しても改善しないという方、長年眉間のニキビで悩んでいる方は是非無料カウンセリングをご予約ください。患者さまに最適な治療法をご提供いたします。

眉間のニキビにお悩みの方はぜひ渋クリの無料カウンセリングにお越しくださいまたオンライン相談も受け付けているので、気軽にご相談ください。

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池袋院  院長
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西暦峯岸 季清 医師の経歴
03年日本大学医学部医学科卒業
03年日本大学医学部付属病院麻酔科入局
05年昭和大学病院形成外科入局昭和大学病院関連病院に勤務
13年渋谷美容外科クリニック横浜院 副院長就任
14年渋谷美容外科クリニック池袋院 院長就任
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