Skin structure
皮膚の構造
人間の肌は、表皮・真皮・皮下組織(皮下脂肪層)の3層で構成されています。
表皮
深さ約0.1mmの組織で、外部からの刺激や乾燥などから皮下組織を守るための、いわばコンクリートのような存在。大変頑丈なため、市販の美容液などは、内部に浸透せず殆ど弾かれてしまいます。
真皮
深さ約2.0mmの組織で、内面から表皮を支え、肌の土台となる存在。その真皮を構成しているのが「線維芽細胞」で、肌を支える3大成分であるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の産生メンテナンスを行う極めて重要な組織です。
若いときの肌にハリと潤いがあるのは、肌をメンテナンスしてくれる線維芽細胞が豊富な状態だからです。
皮下組織
(皮下脂肪層)肌の最深部にある脂肪主体の組織で、表皮と真皮を支えるクッションの役割。血管とリンパ管を介して、皮膚に栄養を届けたり老廃物の運搬を担っています。皮下脂肪の減少は肌の弾力性に影響します。
The skin’s 3 main purposes
肌の3大要素と役割
コラーゲン=ハリ・弾力性の維持
コラーゲンは、真皮の70%~80%を占める最も重要な要素です。網目状に張り巡らされ、真皮内をネット上に規則正しくピンと張った状態を保つことで肌にハリや弾力性を与え、表皮と皮下組織を支えています。
エラスチン=保湿・弾力性の維持
エラスチンは、真皮の2%程度を占める伸縮性や弾性に優れた弾性繊維で、「柱」であるコラーゲン繊維をとりまくように存在します。指で押したときに跳ね返る「バネ」のように、肌の弾力やハリの維持に重要な役割を担っています。
ヒアルロン酸=保湿
コラーゲンとエラスチンの隙間を埋める高分子多糖類の一つで、たった1グラムで6リットルの水分を抱え込むことができる粘性を持っています。ゼリー状で水分をしっかり抱え込むことにより、お肌に保湿・弾力・柔軟性をもたらします。体内の細胞をみずみずしく潤し、ハリ感をもたらす成分として優れた働きを発揮します。
Mechanisms of skin aging
皮膚の老化メカニズム(線維芽細胞の減少)
肌を構成する3大要素であるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を産生し、肌の若さを維持する上で欠かせない存在である線維芽細胞ですが、20代を過ぎた頃から急激に減少・衰退し、50歳を過ぎる頃には約1/3まで減少してしまいます。加えて、紫外線やストレス、活性酸素などのさまざまな影響により線維芽細胞が死滅し、肌の機能が低下していきます。
このように線維芽細胞の減少・機能低下により、真皮組織は緩んだ状態となり大きく崩れ始め、その結果、この皮膚にしわやたるみとして表れてしまいます。
すなわち、肌の老化=真皮線維芽細胞の減少なのです。
若々しいお肌を保つには、真皮の中で活発に働ける線維芽細胞が必要不可欠です。
美肌を再生できるのは唯一、真皮線維芽細胞だけです!
あなた自身の元気な肌細胞が、
老化した肌を修復
患者さま自身の肌細胞だけを収集し、厚生労働省許認可の専門施設で4,000万~8,000万個にも培養・増殖し、気になる部位に移植する肌再生治療の一つです。
皮膚細胞の年齢(老化)により顔や首全体のシワやたるみ、毛穴の開きなどを根本治療ができると注目されています。
「あなた自身の元気な幹細胞」を培養し、お肌に注入する細胞再生治療の半永久的な持続、根本治療で老化による悩み(ニキビ痕、毛穴開き、ニキビ痕クレーター、目の下のクマ、ほうれい線、たるみ、シワ)を改善し美肌につながります。
もっとも老化の影響が少ない耳の裏の皮膚などから採取した肌細胞を培養させます。
患者様自身の生きた状態の元気な肌細胞を移植すると、3年かけてその細胞は細胞分裂を繰り返すのでその後のメンテナンスが不要です。
また、元気な細胞を移植することにより患者さまのお肌自身の細胞を作り出す力も高まり、老化スピードを緩やかにさせる効果もあります。
患者さま自身の肌細胞を使用するので安全性が高く、副作用のリスクもほとんどありません。
肌再生治療(真皮線維芽細胞療法)施術後は若いころのような引き締まった張りのあるお肌になることが期待できます。
(ダウンタイムもほぼないので施術後、人に気づかれる心配もありません。)
他にも様々な効果が…
年齢の経過(加齢)・老化が原因である肌細胞(線維芽細胞)の減少によるシワやたるみなどの肌老化を根本治療することができます。
ボトックス注射やヒアルロン酸注射などの対処療法では部分的そして限定的な改善効果に対し、肌再生治療(真皮線維芽細胞療法)では肌細胞自体を注入することで肌細胞の増加・活性化し、ゆっくり時間をかけヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンをお肌自体が産生することでお肌のハリや潤いが増え、自然と若返ることが期待できます。
また、培養した患者様さまの肌細胞(線維芽細胞)をお肌に再注入する際にも、カウンセリングでのお悩みとともに現在のお顔全体を見ながら、打ち込む場所などを調整しあなたらしさを活かしたうえでバランスを整え、ほうれい線やしわなどの細かいお鼻のお悩みを改善するとが出来ます。
さらに、今の元気な線維芽細胞を冷凍保存することができますので、現在の状態の肌細胞を数年後に移植することも可能です。
今までの注入療法の代表格である、ボトックス注射やヒアルロン酸注射でも施術後すぐに効果を体感することができます。
ただし、対処療法のため、定期的な治療を継続しなければその効果を持続することができません。
年齢の経過(加齢)とともに老化は確実に進行するため、何も対処しなければ自然とシワやたるみなどの老化による悩みは増えていく一方です。
そして、対処療法ではそのたびに施術を繰り返していかなければなりませんでした。
真皮線維芽細胞療法では肌再生医療の一つである幹細胞治療であれば、お客様の元気な肌細胞(線維芽細胞)を培養し、お客様のお肌に注入するので、その細胞が細胞分裂を繰り返すため対処療法のような頻度での施術は必要なくなります。
患者さま自身の肌細胞を移植し、肌組織そのものを若返らせるため、改善した肌質の維持効果も高い治療です!
線維芽細胞 再生治療 | コラーゲン ヒアルロン酸注入 | 外科的治療 | ボトックス | ケミカル ヒーリング | |
ほうれい線 | ◯ | ◯ | ◯ | ☓ | ☓ |
顔・たるみ | ◯ | ☓ | ◯ | ☓ | △ |
シワ・たるみ・ 若返り | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
上まぶたのくぼみ・ 三重まぶた | ◯ | △ | ◯ | ☓ | ☓ |
目の下のクマ・ しわ | ◯ | △ | ◯ | ☓ | ☓ |
持続期間 | 数年以上 | 数か月 | 数年以上 | 数か月 | 半年 |
半永久的な凍結補完技術により、
将来にわたって「若い細胞」が利用可能
Cryopreservation technology
肌から摘出した肌細胞を-196℃の液体質素タンクの中で凍結保存し、若いその時を半永久的に保管します。
数年・数十年たっても、若さを失わない自分自身の肌細胞がずっとあなたの肌を守ってくれます。
耳の裏など見えづらい部分から採取した皮膚から肌細胞(真皮線維芽細胞)のもととなる「幹細胞」を保管しておくことができます。
肌細胞は、細胞を培養している機関に半永久的に冷凍保存しておくことが可能です。
再生治療はボトックス注射やヒアルロン酸注射などの対処療法よりも格段に長い間効果が期待できますが、5年、10年、15年と年齢とともに新たに表れるお悩みに対し、保存しておいた元気な肌細胞をその都度移植することが可能です。
年齢の経過(加齢)とともに出てきたシワやたるみ等であれば特に部位に制限なく治療を行うことが可能です。身体の中でも皮膚の薄い部分である目元周辺(目尻、目頭、涙堂、上まぶた等)の治療は特に改善効果が得られやすいです。
肌再生治療(真皮線維芽細胞療法)はメスを使っての切開などや、化学的な薬品の注射での施術・治療と違いお客様本来の顔の形が変わってしまう心配がなく、安心できる治療です。
幹細胞注入後、1年・2年・3年と時間をかけてゆっくりとお肌が若返り、お顔全体に半永久的ともいえるアンチエイジングの効果が期待できる治療なのです。
病気、ケガ、加齢によって、傷ついたり失われたりした人体の組織を「再生する」ことを目的とする医療です。
実際の医療現場においては、幹細胞を用いた治療が再生医療の主流となっています。
今までになかった治療法として近年話題となり、再生医療は美容領域に応用されるようになってきています。
Stem cells
幹細胞とは
人体組織の再生過程において重要な役割を担ってるのが幹細胞です。簡単に言えば、傷ついたり失ったりした組織を補充・修復する能力を持った細胞、ということになります。
通常の細胞ですと自分と同じ細胞にしか成長できません。血液の細胞は血液に、皮膚の細胞もやはり皮膚にしかなりません。さらに細胞自身に老化や損傷があると修復能力再生能力が低下していきます。
しかし「幹細胞」は、様々な細胞や臓器へ成長し変化することのできる万能な細胞なのです。
通常の細胞自身では修復や再生ができなかった臓器の修復や再生を幹細胞は行うことができ、これまでの治療方法では改善がなかった効果があります。
そこで、当院では患者様ご自身の幹細胞をごく少量取り出し培養により増殖を行い投与することで、拒絶反応や合併症などのリスクを極力少なくした安全性の高い再生医療を提供しております。
Why are stem cells effective?
なぜ幹細胞が効果的なのか?
体に何かしらの障害が発生すると、損傷部位から修復要請の信号が発信されます。
その信号を受け取った幹細胞が損傷部位に集まり必要な細胞に変化することで、細胞器官が修復・再生し症状が改善します。
慢性期の方よりも急性期のほうが幹細胞治療に適しているというのは、この信号の強さによるものと考えられております。
悪い部位を切り取る?人工物に置き換える?という選択ではなく、「自分の細胞から新たに作り直す」という考え方で、昨今回復不能と診断された疾患の症状の改善も多く報告されております。
渋谷美容外科クリニックは
「第二種再生医療等提供計画番号」を取得しています。
当院は厚生労働省によって第二種再生医療の提供が正式に認められました。
幹細胞を用いる再生医療は、厚生労働省が認めた特定認定再生医療等委員会でその治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制が厳しく審査されます。
そこで適切と認められれば厚生労働省に治療計画を提出することができ、はじめて治療を行うことが可能となります。
渋谷美容外科クリニックは正式なプロセスを踏み厚生労働省に第二種再生医療等提供計画を提出し、計画番号を取得した医療施設です。
■提供する再生医療等について
第二種再生医療等
計画番号:PB3210106
「慢性疼痛に対する自己脂肪由来幹細胞による治療」
【提携研究所】
株式会社セルバンク(施設番号:FA3150017)に、細胞の培養を委託しています。
渋谷美容外科クリニックは
「第二種再生医療等提供計画番号」
を取得しています。
当院は厚生労働省によって第二種再生医療の提供が正式に認められました。
幹細胞を用いる再生医療は、厚生労働省が認めた特定認定再生医療等委員会でその治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制が厳しく審査されます。
そこで適切と認められれば厚生労働省に治療計画を提出することができ、はじめて治療を行うことが可能となります。
渋谷美容外科クリニックは正式なプロセスを踏み厚生労働省に第二種再生医療等提供計画を提出し、計画番号を取得した医療施設です。
■提供する再生医療等について
第二種再生医療等
計画番号:PB3210106
「慢性疼痛に対する自己脂肪由来幹細胞による治療」
【提携研究所】
株式会社セルバンク(施設番号:FA3150017)に、細胞の培養を委託しています。
再生医療の専門家で、世界的に有名な自治医科大学形成外科教授が技術顧問に参画しております。
再生医療の専門家で、世界的に有名な自治医科大学形成外科教授が技術顧問に参画しております。
開院から22年、症例数40万件以上。ドクターは日本形成外科学会認定形成外科専門医を取得しております。※H11.2月~R3.11月
開院から22年、症例数40万件以上。ドクターは日本形成外科学会認定形成外科専門医を取得しております。※H11.2月~R3.11月
リピート率90%以上。お客様が本当に求める治療プランを、時間をかけて丁寧に治療をいたします。
リピート率90%以上。お客様が本当に求める治療プランを、時間をかけて丁寧に治療をいたします。
美容医療の経験が豊富でシミ取りのレーザー治療、ヒアルロン酸注入、ボトックス注射、糸リフト、全般的な美肌・アンチエイジングを美容皮膚科医としての経験を長く積んでいます。
美容医療の経験が豊富でシミ取りのレーザー治療、ヒアルロン酸注入、ボトックス注射、糸リフト、全般的な美肌・アンチエイジングを美容皮膚科医としての経験を長く積んでいます。
STEP 1
医師による診察・カウンセリング
まずはお気軽にご相談ください。
ご不安な点やご希望など、納得いただけるまでご説明いたします。
STEP 2
血液検査
真皮線維芽細胞療法を開始する場合、血液検査を行います。カウンセリング・診察の後に血液検査のための採血をします。
STEP 3
血液検査皮膚採取・採取/細胞培養
耳の裏側などの見えづらい部分から皮膚を採取します。
採取する皮膚の大きさは米粒大で、傷跡もほとんどわかりません。また、皮膚の採取当日に培地用になる血液も合わせて採取します。
採取した皮膚と血液は、厚生労働省から認可された施設に受け渡し、専門の技術者によって肌細胞を抽出し培養・増殖させます。
STEP 4
肌細胞の注入(1回目)
肌細胞を増殖させる培養期間が必要なため、1回目の移植は最短で5週間後になります。
STEP 5
肌細胞の注入(2回目)
1回だけの肌細胞の移植で終わるのではなく短期間の間に2回目の肌細胞の移植をしていただくことで移植した肌細胞のお肌への定着率が高くなるためより効果的です。
※2回目の移植は医師にご相談ください
STEP 6
定期ケア(肌細胞移植3回目移行)
年一回ごとに治療を行います。
初診料
5,500円
血液検査(感染症)
11,000円
細胞移植
(皮膚採取・細胞抽出)
1,760,000円
※4cc 2回分 合計8cc
【2回目以降】
移植細胞 1ccあたり
165,000円
- 2回目以降は上記に加え、再診・施術代が掛かります。
- 保管料は、細胞保管施設との直接契約となります。
Risks & side effects
リスク・副作用
内出血
1~2週間出る場合があります。はじめは青黒く、徐々に黄色っぽくなり、吸収されていき色も消失します。
麻酔クリームを使用する、しっかり冷却しながら注入する、内出血が起こりそうと予想される場合は圧迫・冷却するなどにより、最小限に抑えることができます。
腫れ・違和感
数日、若干の腫れや違和感を感じる場合もございます。
この治療を受けられない方
感染症に罹患している方の場合、肌の真皮線維芽細胞だけでなく感染しているウイルスそのものを培養により増殖させてしまったり、他の患者さまに感染させてしまったりする可能性がありますので肌再生治療(真皮線維芽細胞療法)を受けていただくことができません。予めご了承ください。
効果には個人差があります。予めご了承ください。
- 肌細胞を培養するのは、年齢が若いうちのほうが良いのでしょうか?
-
年齢は関係ないと言われています。
- この施術を受けることができない場合はありますか?
-
次の5項目(梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV成人T細胞白血病)の病気に罹患している方は、申し訳ございませんが施術を受けることができません。
- 真皮線維芽細胞は短時間に何度も移植すれば若返るのですか?
-
細胞の量というものは一定量決まっており、その量を超えると蓄えることができません。クリニックの提案するペースで行ってください。
- 真皮線維芽細胞移植と同時に他の施術は可能ですか?
-
同日は難しいですが、施術の2~3日前に水光注射などを受けていただくと相乗効果を発揮します。
- 細胞の保管はクリニックが行うのですか?
-
当クリニックが委託している「特定細胞加工物製造事業者」である株式会社セルバンクにより細胞を抽出後、治療を継続するにあたり、その細胞を保管する必要があります。また、保管料の契約は株式会社セルバンクとの直接契約になります。
新橋院へのご案内
(新橋駅銀座口徒歩1分)
住所 | 東京都港区新橋2-18-9 第3光和ビル4F GoogleMapで見る> |
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電話 |
|
診療時間 | 月~金/11:00~14:00 15:00~20:00 土・日・祝/10:00~14:00 15:00~19:00 |
休診日 | 年中無休(年末年始をのぞく) |
予約 | 完全予約制 |
診療科目 | 美容外科・形成外科・美容皮膚科 |
診療項目 | 医療レーザー脱毛/HIFU/ボトックス/脂肪溶解注射/スーパーコグリフト/ヒアルロン酸/ケミカルピーリング/フォトフェイシャル/イオン導入/スーパーRF/プラセンタ・ビタミンC注射/二重まぶた …など |
新橋院へのMAP
・JR「新橋駅」銀座口から徒歩約1分
・銀座線「新橋駅」4出口から徒歩約1分
新橋院への
最寄り駅からの経路
新橋院の
ドクターご挨拶
医師 楊 美優
医療レーザー脱毛、シミ・ニキビ・肝斑などの美肌治療、ヒアルロン酸やボトックスなどの注射、シワ・タルミなどのアンチエイジング治療、小陰唇縮小術などの婦人科形成、二重まぶたや医療痩身など、患者様の目的やご要望に応じた丁寧で効果的な治療の提案と実践に努めています。中でも、医療用レーザーをはじめ多種多様な医療機器を使用する施術が得意です。
医師 藏薗 侑人
二重整形について、今では種々多々な手法があります。 一体どの方法がご自身にとって最適なのか、患者様の最大の美を引き出せるように、私自身がコンサルティングを行い、最良の提案をさせていただき、オーダーメイドの施術を行います。まずは、どんなことでもご相談ください。
・ 日本形成外科学会 形成外科専門医
チーフカウンセラー
注入系のお手軽な施術からオペ系の施術まで、患者様お一人おひとりに合わせた治療をご案内せていただきます。特にエイジングケア全般は、お任せください。
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