【医療従事者監修】ダーマペンとは?効果や傷み、ダウンタイムを紹介!施術内容や気になる副作用についても
美容クリニックで人気のダーマペン。名前は聞いたことがあっても、まだ施術内容や効果を知らない方も多いのでしょうか。そんな方に今回はダーマペンの基本をご紹介。気になる副作用やダウンタイム、施術中の痛みの有無についても解説します。
ダーマペンとは
ダーマペンとは、肌にわざと細かい穴をあけて肌本来の自然治癒力高める施術のこと。傷ができたら修復しようとするカラダ本来の仕組みを利用して、肌の生まれ代わりを促進させます。ニキビや毛穴の開きなどの肌トラブル改善、エイジングケア効果が期待できます。
ダーマペンの仕組み
ダーマペンの細かな針によって肌の真皮層にある線維芽細胞が活性化されます。この線維芽細胞は、ハリのある肌を構成するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生成する細胞。刺激により、肌の組織が若返りハリのある肌を手に入れることが可能となります。
ダーマペンをおすすめしたい方
- ニキビ・ニキビ跡が気になる
- 凹凸のクレーター状のニキビ跡が気になる
- 毛穴の開きが気になる
- お肌にハリ・ツヤが欲しい
- 赤ら顔・赤みが気になる
- 小じわ、くすみ、たるみが気になる
ダーマペンの効果
改善する症状の例
- ニキビ跡
- 毛穴の開き
- 黒ずみ
- 色素沈着
- クレーター
- 傷跡
肌のターンオーバーを促進させ古い皮膚から新しい皮膚への循環を早める効果があるダーマペン。肌の最深部である真皮層を刺激するため、傷跡が奥深くにまで達しているニキビ跡やクレーターの治療に非常に高い効果を発揮します。
また、ダーマペンの効果範囲は顔部の肌のみではありません。妊娠線やストレッチマークといった傷跡への治療も可能。上記の症状例でお悩みの方には大変おすすめの治療となっています。
ダーマペンのおすすめ施術頻度とは
ダーマペンは1回の治療である程度効果が実感できる人もいます。しかし、効果を持続させるには一定期間の間隔をあけて繰り返し施術を受けることがおすすめです。目安として、1か月に1度、4~6回セットの治療メニューを用意しているクリニックが一般的です。
ダーマペンのダウンタイムは|副作用や施術当日の注意
ダーマペンの効果を知り、試してみたいと思われる方もいるでしょう。そこで心配なのはダウンタイムや副作用。ダーマペンについて気になる点や注意点をまとめました。
ダウンタイム | 数日程度 |
施術の傷み | チクチクとした痛み ※針の深度を調節可能です |
副作用 | 顔の赤み/痛み/かゆみ/腫れ |
施術当日の注意 | メイク、洗顔、スキンケア不可 |
施術を受けられない方 | 妊娠中・授乳中の方/ケロイド体質・皮膚炎・金属アレルギーの方/重度の糖尿病の方/血液凝固剤を使用している方 |
ダウンタイムには個人差がありますが、2,3日肌の赤みが残る方がいます。肌が弱い方は事前のカウンセリングで相談しておきましょう。施術は全休日や連休に行うことをおすすめします。施術時の痛みもデメリットとしてあげられます。医療クリニックでは麻酔クリームの塗布などの対応が可能なところがありますので確認してみましょう。
またどのような肌質の人であっても施術後の肌は敏感になります。紫外線対策と保湿ケアを念入りに行うことが大切です。副作用が長引くようであればすぐに施術したクリニックへ相談しましょう。
セルフでダーマペンを使用する危険性
ダーマペンは通販サイトでも購入が可能、クリニックで施術を受けなくても効果を実感できます。しかし、セルフで行う場合は麻酔や消毒液を自分で用意する必要があります。
ネット上にはセルフでの施術方法について多数の記載がありますが、衛生管理やアフターケアを間違えると大変危険。納得の効果を得るためにも美容クリニックでプロによる施術をオススメします。
セルフエステによる被害
セルフエステによってトラブルに見舞われるケースは年々増加しており、消費者庁管轄の国民生活センターより注意喚起がされています。エステ機器等で行われる施術は医療行為を含むため、自己判断で操作するのは大変危険。必ず信頼と実績のある美容クリニックで施術をしてもらうようにしましょう。
ダーマペンによる失敗例
ダーマペンの施術でよくある失敗例をご紹介します。セルフエステでの施術や、ずさんな体制のクリニックでの施術では失敗してしまう傾向にあります。しっかりと信頼と実績のあるクリニックに依頼するようにしましょう。
赤みや腫れが引かない
肌に刺激を与えるダーマペンでは、適切な使用を心がけないと、逆にお肌へダメージを残してしまいかねません。ダウンタイムが長引くと、いつまでも赤みや腫れが引かないといった症状に繋がります。
クレーターやニキビの悪化
せっかくダーマペンの施術を行ったのに、効果が出ないばかりか悪化してしまったということもありえます。自分で行う場合は、そもそもしっかりと肌に針をさせていないということも考えられます。これは実際に自分で施術を行うと恐怖が強くなることもあるためです。
また逆に針の深度調節に失敗したり、同じ個所に何度も行ってしまったりすると、逆にクレーターやニキビが悪化してしまいます。
【渋クリ】ダーマペンの料金
通常メニュー
対象部位 | 回数/単位 | 値段(税込) |
---|---|---|
頬 | トライアル1回 | ¥ 21,780 |
全顔 | 1回 | ¥ 33,000 |
オプションメニュー
オプション内容 | 値段(税込) |
---|---|
ヴェルヴェットスキン | ¥ 5,500 |
スペシャルニキビ | ¥ 2,200 |
鎮静パック | ¥ 3,300 |
※麻酔代は別途費用がかかります
ダウンタイムが軽減されたダーマペン4 について
「ダーマペン」は2011年に発売された医療用器具です。現在では4代目の「ダーマペン4」が主流となっています。ダーマペン4は従来のものと比べ大幅に性能が向上しており、3つの特長があります。
- 痛みやダウンタイムを軽減
- 針の最大深度アップ
- 細部まで施術できる
ダーマペン4は従来品よりも短い時間で小孔を作るため、治療時の痛みを感じる時間を短縮できます。また針の最大深度が向上することで、有効成分を効率的に注入できます。
従来品にはなかった細部用のモードが搭載され、目の周りなどデリケートゾーンの細かい施術も可能になりました。
ダーマペン4のメリット・デメリット
ダーマペン4のメリット・デメリットは以下です。
メリット | デメリット |
---|---|
1回でも効果を実感可能 | 複数回の施術が必要 |
痛みの心配がいらない | 数日間のダウンタイムがある |
ニキビ跡や毛穴の治療が簡単に受けられる | 一時的な肌のごわつき・皮剥けがある |
自己再生能力を高められる | 治療後12時間は洗顔・スキンケアが不可能 |
悩みに応じて臨機応変に他の治療法と併用可能 | 治療期間中は紫外線対策が必要 |
写真で見る!ダーマペン4の経過
BEFORE
AFTER
ダーマペンを併用するヴェルヴェットスキンとは?
ヴェルヴェットスキンとは、ダーマペンとマッサージピールを併用する美容治療のことを指します。ダーマペンの施術により肌にあけた微細な穴から、美容成分が浸透するため通常以上の効果を得ることができます。
ニキビ跡や毛穴の開き、シワやタルミが気になる方には特におすすめ。施術直後から肌のハリ、ツヤアップを実感することができます。
ダーマペンであけた穴に美容成分を注入する「ヴェルヴェットスキン治療」を併用すると約2倍の美容効果を得ることができるため、渋谷美容外科クリニックではオプションとしておすすめしております。
ダーマペンで肌トラブル改善を目指してみませんか?
ダーマペンの効果で、お肌のターンオーバーを促進させることができます。肌トラブルはもちろん傷跡や妊娠線などにも効果があり、レーザー治療と比べると広範囲のお悩みを解決できますので、人気の美容治療の1つとなっています。
また当院では、オプションとしてケミカルピーリングを併用する施術、ヴェルヴェットスキンもおすすめしています。ダーマペンであけた細かな穴より美容成分が浸透するため高い美容効果を実感していただけます。
ダーマペンやヴェルヴェットスキンが気になる方は、ぜひ渋クリの無料カウンセリングにお越しください。またオンライン相談も行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。