鼻ニキビの原因と対策とは|ニキビ改善が期待できる栄養素についても解説

鼻ニキビができると、気になってつい触ってしまいがちではないでしょうか。実はそれ、ニキビを悪化させてしまう行動です。このページでは鼻ニキビの原因と対策を解説し、予防・改善が期待できる栄養素についてご紹介します。

この記事の監修者
渋谷院 副院長
野口 なつ美
目次

鼻ニキビができる原因は?

鼻ニキビの原因

  1. 鼻を手で触る
  2. 化粧品の汚れ
  3. ホルモンバランスの乱れ
  4. 紫外線による刺激
  5. 乾燥

顔の皮脂量を調べた結果、鼻は眉間や頬上内側と並んで、皮脂量が多い部位であることがわかっています。皮脂量が多いということはその分ニキビができやすい場所であるということです。ただでさえニキビのできやすい部位ではあるのですが、それに加えて特に多い直接的な原因について、5つ解説します。

鼻を手で触る

鼻を無意識に触りすぎると肌に刺激となり、毛穴を閉じてニキビを形成しやすくなります。また、また手指で鼻ニキビに触れると細菌が入り込んで、ニキビを悪化させることがあります。

化粧品の汚れ

日焼け止めやファンデーションなどが肌に残っていると、毛穴が閉じてしまい、皮脂を詰まらせる原因になります。皮脂は、ニキビの原因菌であるアクネ菌の栄養分です。そのため皮脂が詰まっていると、普段は悪さをしないアクネ菌が必要以上に繁殖し、結果としてニキビを作り出してしまいます。

そのため、「化粧を落とさずに寝てしまうこと」「化粧落としが中途半端なまま過ごす」こといったようなことが多い方は要注意です。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れている思春期や生理前などはニキビができやすい時期です。

具体的には女性ホルモンである黄体ホルモンや、男性ホルモンであるテストステロンは皮脂の分泌を促進することが知られています。また睡眠不足や食事の偏りなど、生活習慣の乱れもホルモンバランスに大きく影響するので注意しましょう。

乾燥

肌表面は水分と油分で覆われていますが、肌の水分が蒸発して乾燥すると油分である皮脂が過剰に分泌されてしまいます。その結果、毛穴が詰まってニキビを形成してしまいかねません。

洗顔後、あるいは紫外線を浴びた肌は特に乾燥しがちです。まずはこのタイミングで保湿を心がけてみましょう。

紫外線による刺激

紫外線を浴びると、皮膚のバリア機能が低下します。バリア機能が低下すると、肌を守るために角質が増えやすくなり、肌に悪影響を与えてしまいます。ニキビが気になるという方は特に注意したいポイントと言えます。

また紫外線を浴びた皮膚は乾燥しやすくなってしまうので、さらにニキビができやすい状態を作ってしまいます。

鼻ニキビへの対策

鼻ニキビへの対策

  1. 刺激を与えない
  2. 生活習慣を見直す
  3. 洗顔を丁寧に行う
  4. 肌に良い栄養素を補給する
  5. 美容外科での施術を受ける

それぞれの原因に対する対策をご紹介します。難しいことはありませんので、ぜひ少しずつ日々の生活に取り入れてみてください。

刺激を与えない

鼻ニキビができてしまったら、とにかく触らず、刺激しないことが大切です。顔を触るクセのある方は、まずはそのクセを治すだけでもニキビが改善されるかもしれません。

しかし近年ではマスクをつけることが習慣になっており、以前よりも意識しないとなかなか難しいこともあるかもしれません。対策として鼻とマスクの間に、マスクずれを防止するパッドやコットンを取り付けるのがおすすめです。パッドやコットンが緩衝材になってくれるため、刺激を軽減してくれます。

生活習慣を見直す

規則正しい生活習慣やストレスの少ない生活をすることがたいせつです。

参照:国立病院機構熊本医療センター「にきび 「にきび」で使うお薬 にきびと食事」

大人ニキビの最大の原因は「生活習慣の乱れ」に伴うホルモンバランスの乱れです。睡眠不足、食事の偏り、ストレスや疲労などはホルモンバランスを崩す原因となりやすく、ニキビ形成に大きく影響します。そのため鼻ニキビを予防するためには、まず日頃の生活習慣を見直しましょう。

洗顔を丁寧に行う

洗顔は余分な皮脂や汚れを取り除くため非常に大切です。そもそもニキビを予防するためには、肌を清潔に保つことが重要になるため、しっかり洗顔をしていきましょう。

しかし間違った洗顔には注意が必要です。皮脂を取り除こうと思うあまり、にかえって肌を刺激するような洗顔をしてしまう方が散見されます。特にスクラブ入りの洗顔料や何度も洗顔することは、逆に皮膚を刺激してニキビを作りやすくしますので注意しましょう。刺激の少ない洗顔料をよく泡立てて、やさしく洗うことを心掛けましょう。ニキビができている方は、洗顔料を用いた洗顔を1日2回行うことが推奨されています。

肌に良い栄養素を補給する

ニキビの予防と改善のためには、肌の生まれ変わりを促進する栄養素や活性酸素の働きを抑制する栄養素の補給が有効です。ビタミン類、ミネラル、コラーゲンや食物繊維の積極的な摂取を心掛けましょう。詳細については後述します。

美容外科での施術を受ける

自分で色々試してみても「ニキビができやすい」「ニキビが治らない」ということは少なくありません。自分で解決できない場合は専門家の意見を聞くことをおすすめします。渋谷美容外科クリニックでは、無料カウンセリングを行っていますので、お気軽にご相談ください。豊富な治療メニューを取り揃えていますので、患者さまの肌質に合わせた治療を提案いたします。

鼻ニキビができるときの体調はどんな状態?

身体に疲労やストレスが溜まっている
可能性があります

身体に不調をきたしている場合、鼻ニキビができやすくなります。疲労やストレスが溜まっていると、ホルモンバランスが崩れるとともに、肝臓の機能を低下させることが知られています肝臓は体内の老廃物や毒素を無毒化する作用を有しており、肝機能が低下すると、無毒化されなかった老廃物が毛穴に詰まってしまいます。結果としてアクネ菌が繁殖してニキビを形成してしまうのです。鼻ニキビが気になると言う方は、まずは生活習慣を見直してみるというのもおすすめです。

ちなみに過剰な飲酒運動不足も肝機能を低下させる要因なので注意しましょう。

ニキビ改善が期待できる栄養素とは

ニキビに対する食事の原則は、一般的に偏ることなくバランスよく摂取することになります。年齢や体格、活動にあった量を多種類の食品から摂りましょう。

参照:国立病院機構熊本医療センター「にきび 「にきび」で使うお薬 にきびと食事」

ニキビを予防・改善させるためには、バランスの良い食事が重要になります。食生活の改善はニキビ予防の第一歩です。

ニキビ改善が期待できる栄養素

  1. ビタミンA・B・C・E
  2. ミネラル
  3. 食物繊維

ニキビの改善が期待できる栄養素と、これらが豊富に含まれる食材についてご紹介します。日頃の食事に取り入れることにより摂取可能ですが、難しいようであれば、サプリメントを有効活用しましょう。

ビタミンA・B・C・E

ビタミン類は肌にとって重要な成分です。特に、ビタミンA・B・C・Eの摂取を心掛けましょう。

ビタミンA

ビタミンAは皮脂の過剰な分泌を抑制し、ターンオーバーを促進します。すなわち、ニキビができにくい肌へと生まれ変わらせるために大切な栄養素です。レバーやうなぎ、卵に豊富に含まれています。

ビタミンB

ビタミンB群は皮脂の分泌をコントロールする成分です。脂性肌やニキビができやすい方にはビタミンB6、ナイアシンとパントテン酸を摂取すると良いでしょう。バナナ、ピーナッツやブロッコリーに豊富に含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用と、肌の構成成分であるコラーゲンの産生を促進する作用を有しています。果物類、特に柑橘系や、野菜類にも豊富に含まれています。

ビタミンE

ビタミンEは抗酸化作用を有する成分です。ニキビを予防するとともに、肌の老化を抑制するといわれています。ナッツ類、卵や緑黄色野菜に豊富に含まれています。

ミネラル

マグネシウム、カルシウムや亜鉛などのミネラル成分は、ホルモンバランスを維持するために重要な成分です。不足してしまうと、皮脂の分泌量を促進する男性ホルモンが優位となり、ニキビができやすい肌になってしまいます。乳製品や海産物、特に貝類に豊富に含まれています。

食物繊維

便秘はニキビ形成と大きく関係しており、これを解消してくれるのが食物繊維です。便秘が続くと、腸内環境を悪化させ、アンモニアなどの有害物質を発生します。この有害物質が肌のターンオーバーを妨害し、ニキビができやすくなります。 そのため、腸内環境を改善させることが、肌を生まれ変わらせるために重要であることが報告されています。食物繊維はサツマイモゴボウきのこ類に豊富に含まれています。

原因をしっかりと理解して、鼻ニキビの対策を行いましょう!

鼻は特にニキビができやすい場所です。しかし、今回紹介したニキビ対策と、食習慣を見直すことにより、予防・改善させることは十分に可能です。全てを取り入れることは難しいため、簡単なところから少しずつ取り入れてみましょう。

「自分でできることは試したけど、ニキビがなかなか改善されない」「ニキビができやすい状態が続いている」というお悩みがある方はぜひ渋クリの無料カウンセリングにお越しください。またオンライン相談も受け付けているので、気軽にご相談ください。

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西暦峯岸 季清 医師の経歴
03年日本大学医学部医学科卒業
03年日本大学医学部付属病院麻酔科入局
05年昭和大学病院形成外科入局昭和大学病院関連病院に勤務
13年渋谷美容外科クリニック横浜院 副院長就任
14年渋谷美容外科クリニック池袋院 院長就任
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