胸(胸元)ニキビの原因は?キレイに治すための対処法についても詳しく解説

胸(胸元)のニキビが気になっている人はいませんか?胸(胸元)は皮脂腺が多く汗をかきやすいため、キレイな肌を保つためには日頃からケアをしておくことが大切です。今回は、胸(胸元)ニキビの原因や治し方について詳しく解説します。

この記事の監修者
渋谷院 副院長
野口 なつ美
目次

胸(胸元)ニキビの原因

  • 皮脂分泌の増加
  • 毛穴の詰まり

そもそもニキビとは、顔や身体にできる皮膚の病気です。ポツンと膨らみがあるのが特徴で、進行度によって白ニキビや赤ニキビなどさまざまな状態があります。日本皮膚科学会では、ニキビついて以下のように定義されています。

思春期以降に発症する顔面,胸背部の毛包脂腺系を場とする脂質代謝異常(内分泌的因子),角化異常,細菌の増殖が複雑に関与する慢性炎症性疾患である。

引用:日本皮膚科学会ガイドライン「尋常性痤瘡治療ガイドライン 2017」

その中でも鎖骨や胸元にできるニキビを、胸(胸元)ニキビと呼びます。では、胸(胸元)ニキビはなぜできるのでしょうか?

胸(胸元)ニキビの原因は、皮脂分泌が過剰になり毛穴に詰まることです。通常、皮脂は毛穴を通って汗とともに排出され、肌を守るベールのような役割を果たします。しかし、さまざまな要因により皮脂が過剰に分泌されたり古くなった角質で毛穴が詰まったりすると、皮脂がどんどんたまってしまいニキビとなるのです。

ニキビが悪化すると、皮脂を栄養とするアクネ菌やマラセチア菌が増殖し赤く炎症を起こすこともあります。胸元は体の中でも皮脂腺が多いので、生活習慣が乱れたり汗をかいたりするとニキビができやすい傾向にあります。

胸(胸元)ニキビをキレイに治すには?対処法について

胸(胸元)ニキビは、自然に治ることもありますが悪化してしまうと跡になってしまうこともあります。ニキビを治しキレイな肌を手に入れるには早いうちにケアすることが大切です。ここでは、胸(胸元)ニキビをキレイに治す方法について解説します。

  • 肌を清潔に保つ
  • 生活習慣を見直す
  • ニキビ用の薬を使用する
  • 美容外科で治療する

肌を清潔に保つ

胸(胸元)ニキビを治すためにまず大切なのは、肌を清潔に保つこと。というのも、過剰な皮脂や古い角質、洗い残った化粧品などはニキビを悪化させる原因になるからです。

具体的には、日頃から次のようなことを心がけましょう。

  • 直接肌に触れる下着や肌着はこまめに洗濯する
  • 入浴時にはシャンプーやボディソープが残らないようにしっかりと洗い流す
  • 髪の長い人は髪が直接胸元に触れないようにヘアスタイルを工夫する
  • 汗をかいたらハンカチやシートで拭き取る

ただし、洗いすぎると肌への刺激となってニキビを悪化させてしまうので、熱いお湯で洗ったりゴシゴシこすったりしないように注意しましょう。

生活習慣を見直す

胸(胸元)ニキビには食生活や睡眠などの生活習慣も関係しています。糖分や脂質の多い食事、不規則な睡眠、運動不足はニキビを悪化させる原因になるため、生活習慣を整えてニキビのできにくい身体づくりを心がけましょう。具体的には以下の方法がおすすめです。

  • 1日3食バランスの良い食事を摂る
  • ビタミン類や食物繊維を積極的に摂取する
  • 十分な睡眠をとる(なるべく同じ時間に)
  • ストレスをためないように発散方法を見つけておく

ニキビ用の薬を使用する

薬局やドラッグストアではニキビ用の市販薬を購入することができます。身体のニキビ専用の薬や炎症を抑える成分が入っている薬もあるため、皮膚科に行けないときには大変役立つでしょう。生活習慣を見直したり肌を清潔に保ったりしても治らない場合はぜひ活用してください。

ただし、市販薬の効果は限定的で状態によってはなかなか良くならないこともあります。あくまでも軽度なニキビへの対処法のひとつとして理解しておきましょう。

美容外科で治療する

できてしまったニキビをより早く確実に治すには、美容外科での治療がおすすめ。ニキビの状態や原因に合わせてケミカルピーリングやレーザー治療、内服薬などの専門治療を受けられるので根本治療が可能です。

渋谷美容外科クリニックでは、無料カウンセリングのもと、日本形成外科学会認定形成外科専門医を取得しているドクターが患者さまに合った治療を提供しています。セルフケアではなかなか治らないニキビや跡になってしまったニキビでも治療が可能なので、お気軽にご相談ください。

どうしても胸(胸元)のニキビが治らない!どうすれば良い?

どうしても胸(胸元)のニキビが治らない!どうすれば良い?

汗疹やマラセチア毛包炎、アテローム(粉瘤)などの可能性があるため、 医療機関を受診しましょう

生活習慣の見直しやセルフケアをしても胸(胸元)ニキビが治らない場合は、汗疹やマラセチア毛包炎、アテローム(粉瘤)といった病気の可能性があります。これらは専門治療を受けなければさらに悪化するおそれがあるため、皮膚科などの医療機関を受診しましょう。医療機関では症状を診てひとりひとりに合った投薬・治療をしてくれるので、困ったときは早めに相談してください。

胸(胸元)ニキビができないようにするための予防方法とは

胸(胸元)ニキビは、できてから治療するよりもできないように予防することが大切です。ここでは、胸(胸元)ニキビができないように予防する方法を2つ紹介します。

  1. 生活習慣に注意する
  2. スキンケアや化粧品の使用に注意する

生活習慣に注意する

先程も説明したように、食生活や睡眠、運動などの生活習慣は肌状態に大きな影響を与えます。たとえば、脂質や糖質の多い食事は過剰の皮脂分泌を招くためニキビの原因になることがあります。また、睡眠不足になると肌細胞の生まれ変わりのサイクルが乱れるため角質が溜まりやすくなります。

そのため、バランスの良い食事を摂る、しっかり睡眠をとるなど日頃から生活習慣が乱れないように注意しましょう。また、適度な運動もストレス解消や新陳代謝促進となりニキビ予防役立ちます。

スキンケアや化粧品の使用に注意する

過剰な皮脂や角質、化粧品による汚れなどはニキビの原因になります。また、肌が乾燥すると角質が厚くなって毛穴が詰まりやすくなります。そのため、胸(胸元)ニキビを予防するには余計な皮脂や汚れを落とし適切な化粧品で保湿をしましょう。

具体的には、入浴時にはシャンプーやボディソープが残らないようにぬるめのお湯でしっかり流し、その後すぐにクリームや乳液を塗りましょう。クリームや乳液は、敏感肌用など刺激の少ないものがおすすめです。ただし、洗いすぎや塗り過ぎはかえって肌に負担をかけるため一日に何度もやらないようにしてください。

胸(胸元)のニキビ跡が残ってしまった時はどうする?

胸(胸元)ニキビは悪化して跡が残ると自宅ケアで治すことが難しくなります。そのため、市販薬ではなく皮膚科や美容外科などの医療機関を受診するのがおすすめです。ここでは、皮膚科と美容外科におけるニキビ治療の特徴を解説します。

医療機関の種類特徴
皮膚科・保険適用内治療が可能
・手軽に治療したい人におすすめ
美容外科・美容皮膚科・短期間で治療可能
・肌質も改善可能
・ニキビ跡に悩む人におすすめ

皮膚科と美容外科クリニックは、どちらもニキビ治療が可能です。大きな違いは、皮膚科は保険適用内治療が行えること。それに対して美容外科は、一部の治療を除いて保険適用外になることが多いです。そのため、ニキビの症状が軽症で手軽に治療したい人は皮膚科の方が向いているでしょう。

一方美容外科は重症化してしまったニキビ跡や長年放置したにニキビでも短期間で改善が可能です。また、できてしまったニキビだけでなく繰り返さないようにする肌質改善もできます。そのため、皮膚科を受診したけど治らなかったという人にもおすすめです。

渋谷美容外科クリニックでは、患者さまひとりひとりの症状に合わせたニキビ跡治療が可能です。無料カウンセリングでは肌質を考慮した治療法を提案いたしますので、ぜひご相談ください。

胸(胸元)にできるニキビの原因と対処法をしっかりと確認しておきましょう!

胸(胸元)は皮脂腺が多く汗をかきやすいため、生活習慣が乱れたり肌が乾燥したりするとニキビができやすい傾向にあります。そして、胸(胸元)ニキビを放置すると悪化して自宅ケアが難しくなることもあります。そのため、日頃からニキビができないように心がけ、できてしまった場合はなるべく早期に対処することが大切です。

渋谷美容外科クリニックでは、長年放置したニキビ跡や繰り返すニキビなどさまざまなニキビ治療が可能です。オンラインでの無料相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。

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池袋院  院長
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西暦峯岸 季清 医師の経歴
03年日本大学医学部医学科卒業
03年日本大学医学部付属病院麻酔科入局
05年昭和大学病院形成外科入局昭和大学病院関連病院に勤務
13年渋谷美容外科クリニック横浜院 副院長就任
14年渋谷美容外科クリニック池袋院 院長就任
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