頬ニキビの原因とは|改善のための対処法について詳しく解説します!

頬ニキビは非常に目立ちやすく、悩んでいる方も多いでしょう。頬は顔の中でもニキビができやすい場所です。しかし、他の場所と比較すると、皮脂の量が少ないことが知られています。では、なぜ頬にニキビができやすいのでしょうか。頬ニキビの原因とその対処法について解説します。

この記事の監修者
渋谷院 副院長
野口 なつ美
目次

頬ニキビの原因とは

・内的要因
・外的要因

では、頬にニキビができやすい原因とは何でしょうか。その原因について、「内的要因」と「外的要因」の両面から解説します。

内的要因

・ホルモンバランスの乱れ
・肝機能の低下

体の内側の変化、すなわち、体調の変化に伴って、頬ニキビができやすくなります。具体的には、「ホルモンバランスの乱れ」と「肝機能低下」が知られています。

通常、ホルモンの分泌量は、一定の割合を維持しています。しかし、体調の変化によって、ホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌を促すホルモンが優位になることがあります。

皮脂量を増やすホルモンとして知られているのが、男性ホルモンであるテストステロンや、女性ホルモンであれば黄体ホルモンです。これらのホルモンが増加した結果、皮脂量が過剰分泌され毛穴が詰まり、ニキビを形成します。また肝臓の機能低下もニキビを作り出す原因です。肝臓には、老廃物や毒素を解毒する作用があるため、肝機能が低下すると、老廃物は肝臓で解毒しきれず、体内に蓄積されます。

老廃物は、本来毛穴から汗とともに排出されますが、老廃物の量が多いため、全てを排出できずに毛穴に溜まっていきます。その結果、毛穴を詰まらせ、ニキビを作ってしまうのです。いずれの体調変化についても、過剰な飲酒や暴飲暴食、睡眠不足などの生活習慣、ストレスや疲労の蓄積が原因となります。

外的要因

・頬への摩擦や刺激
・触れたものから移ってきた雑菌

ニキビの外的要因は、肌への摩擦や刺激です。肌は摩擦や刺激を受けると、肌を守るために角質を厚くします。その結果、毛穴を塞ぐことにつながり、ニキビを作りやすくなります。頬は、髪の毛、手や寝具などに触れる機会が多いため、ニキビを作りやすい部位であるといえます。また、手や寝具に付着している雑菌が肌に移って炎症を起こし、ニキビを作り出すこともあります。

頬ニキビができやすいもう一つの要因:乾燥

頬ニキビができやすいもう一つの要因は「乾燥」です。一般的に、鼻・眉間・頬上内側は顔の中でも特に皮脂量が多いため、ニキビができやすい場所であることが知られています。

これに対し、頬は皮脂量が少ないですが、逆に「乾燥」が原因でニキビを作り出します。乾燥した肌はバリア機能が落ちているため、雑菌の繁殖に適した環境です。ただでさえ雑菌に振れやすい頬は、結果として「乾燥」によってもニキビができやすくなっているのです。

【頬ニキビの予防】自宅でできるスキンケアのポイント

自宅で行うスキンケアのポイント

  • 洗顔は力加減に注意する
  • 洗顔後の保湿は優しく押さえつけるように行う
  • 肌の負担が少ない化粧品・紫外線対策を行う

頬ニキビに対して、どのようなスキンケアが可能なのでしょうか。自宅でできるスキンケアのポイントについて解説します。

洗顔は力加減に注意する

こすり洗いは肌への刺激となるため、避けるべきです。洗顔料を良く泡立てて、やさしく洗いましょう。スクラブ入りの洗顔料も避けてください。いくらやさしく洗っても、スクラブが肌に強い刺激を与えてしまいます。

洗顔後の保湿は優しく押さえつけるように行う

乾燥しやすい頬の保湿は非常に重要です。洗顔後すぐに保湿するよう心掛けましょう。洗顔後の保湿は叩きつけると肌への刺激となるため、やさしく押さえつけるように行うことを心掛けてください。コットンを使うと、肌表面をムラなく保湿することも可能なのでおすすめです。ただし、こすらないように注意しましょう。

肌の負担が少ない化粧品・紫外線対策用品を使う

化粧水や紫外線対策用品日焼け止めを選ぶ際、低刺激性の商品を選ぶようにしてください。

【内側から改善するために】ニキビにはどんな食事が有効?

ニキビ改善のために
摂取したい栄養素

  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンB1
  • βカロテン

ニキビを体の内側から改善するために、有効な栄養素について解説します。いずれの栄養素も人間の体内では合成できないため、食事等で摂取する必要があります。摂取可能な食材を紹介していますが、サプリメントで補っても良いでしょう。

ビタミンC

・抗酸化作用
・コラーゲン産生促進作用

ビタミンCは活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用と、肌の構成成分であるコラーゲンの合成を助ける作用を有しています。
活性酸素は主に、皮膚が紫外線を受けることにより発生して、皮膚障害を引き起こします。ニキビやシミの原因となるだけでなく、皮膚癌の発生を促す物質でもあります。

ビタミンCはこの活性酸素を無毒化する肌に大切な成分なので、積極的に摂取しましょう。

コラーゲンは肌のハリや弾力を維持するための重要な成分です。ビタミンCはコラーゲンの産生の促進と分解の抑制に寄与しています。ニキビだけでなく、シワやたるみの防止にも役立ってくれるでしょう。

ビタミンCを摂取可能な食材と
摂取時のポイント

  • 果物類(特に柑橘系)、パプリカやブロッコリー等の野菜類。
  • ビタミンCは水溶性です。茹でると溶け出してしまいますので、注意しましょう。

ビタミンE

ビタミンEは、ビタミンCと同様、抗酸化作用を有しています。ニキビを予防するとともに、日焼けや癌などの様々な障害から皮膚を守っている大切な栄養素です。

ビタミンEを摂取可能な食材と
摂取時のポイント

  • 植物性食品:アーモンドや落花生等のナッツ類。
  • 動物性食品:ツナ缶や筋子等の魚介類。
  • ビタミンEは脂溶性です。生で食べるよりも、油で炒めるとより吸収率が上がります。

ビタミンB1

ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変換して、エネルギー代謝を助けてくれる皮膚の健康を維持する重要な成分です。不足すると、肌荒れや乾燥しやすくなります。特に、頬は乾燥が原因でニキビができやすいため、ビタミンB1を積極的に摂取しましょう。

ビタミンB1を摂取可能な食材と
摂取時のポイント

  • 動物性食品:豚肉。
  • 植物性食品:ごまや大豆、玄米。
  • 日頃白米を食べている方は玄米、白いパンを食べている方は全粒粉のパンに変えてみることをおすすめします。

βカロテン

βカロテンは抗酸化作用を発現するとともに、体内でビタミンAに変換されて皮脂の過剰な分泌を抑制します。ビタミンAはさらに、肌のターンオーバーを促進してくれる成分です。

βカロテンを摂取可能な食材と
摂取時のポイント

  • にんじんやほうれん草等の緑黄色野菜。
  • 油で炒めると、より吸収しやすくなります。

頬ニキビがなかなか治らない場合にはどうしたらいい?

頬ニキビがなかなか治らない場合にはどうしたらいい?

ニキビ跡を消したい場合には医療機関を受診しましょう

頬ニキビはニキビができやすいと同時に、ニキビ跡が残りやすい場所です。一度ニキビ跡が残ってしまうと、セルフケアによる改善が難しくなります。渋谷美容外科クリニックでは段階に応じたニキビ治療も可能です。豊富な治療メニューをご用意しておりますので、患者さまの肌質に合わせた治療を提供しています。頬ニキビが気になる方や、ニキビ跡に悩んでいる方はクリニックでの本格的な治療を検討してみてください。

頬ニキビの原因は外的要因と内的要因の2つに分けられます

頬ニキビの原因は内的要因と外的要因に分けられ、それぞれの対策を講じる必要があります。また、「乾燥」は頬ニキビの大敵です。スキンケアのポイントを押さえた上で、更に内側から肌にいい栄養素を取り入れましょう。相乗効果で頬ニキビの予防と改善に効果的です。

それでも頬ニキビが治らない、できやすい、とお悩みの方はぜひ無料カウンセリングをご利用下さい。経験豊富な専門スタッフが的確なアドバイスをいたします。またオンライン相談も行っているので気軽にご相談ください。

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日本形成外科学会 形成外科専門医,麻酔科標榜医,
日本頭蓋顎顔面外科学会会員など様々な科目の専門医

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池袋院 院長
峯岸 季清

渋谷院 院長
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渋谷美容外科クリニックのご紹介

池袋院  院長
峯岸 季清 医師
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西暦峯岸 季清 医師の経歴
03年日本大学医学部医学科卒業
03年日本大学医学部付属病院麻酔科入局
05年昭和大学病院形成外科入局昭和大学病院関連病院に勤務
13年渋谷美容外科クリニック横浜院 副院長就任
14年渋谷美容外科クリニック池袋院 院長就任
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