ふくらはぎの脂肪吸引の範囲はどこまで?流れや注意点について解説

太いふくらはぎが気になって好きなファッションが楽しめないなど、ふくらはぎの脂肪で悩む方がいらっしゃるのではないでしょうか。ふくらはぎが太くなる原因には、脂肪と筋肉の2つがあるため、皮下脂肪の割合を見極めた上で脂肪吸引を行う必要があります。ここでは、ふくらはぎの脂肪吸引について、施術範囲や施術の流れについてご紹介します。脂肪吸引を行う場合の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の監修者
渋谷院 院長
中島 透
目次

ふくらはぎの脂肪吸引とは|範囲はどこまで?

ふくらはぎの脂肪吸引は、ふくらはぎの皮下脂肪を除去する施術です。皮膚を切り取る必要がなく、筋肉よりも浅いエリアにある皮下脂肪がターゲットなため、比較的安全な手術と言えます。

ふくらはぎの施術範囲

ふくらはぎの施術は、上記の図にあるようにふくらはぎ全体が範囲となります。

脂肪吸引するためのカニューレの挿入部位

・足首の外側
・膝の後ろ側

脂肪吸引を行う場合、脂肪細胞を吸引するために小さな管(カニューレ)を挿入します。カニューレを挿入するときに皮膚を切開する必要があるため、できる限り傷が目立たない上記のような場所から施術を行うのが特徴です。膝の後ろ側は、もともとあるシワに沿って切開していきます。

ふくらはぎの皮下脂肪と筋肉の厚さ

ふくらはぎは、脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)と呼ばれる骨と2つの筋肉で構成されています。他の部位に比べると皮下脂肪が少なく、人によっては筋肉の占める割合のほうが圧倒的に多いケースもあります。イメージしやすいように、お腹とふくらはぎの皮下脂肪と筋肉の厚さを見比べた表を以下にご用意しました。

40〜49歳の女性平均皮下脂肪(mm)筋肉(mm)
ふくらはぎ7.546.9
お腹17.18.3
参照元:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター|3)皮下脂肪厚、筋組織厚

表からもわかるとおり、ふくらはぎは皮下脂肪よりも筋肉のほうが多い傾向にあります。皮下脂肪が多いとされるお腹は筋肉のほうが少ないため、違いがよりわかるのではないでしょうか。脂肪吸引は、皮下脂肪を除去する施術です。皮下脂肪は筋肉よりも皮膚表面に近い場所にあるため、脂肪の割合が多い方が施術対象となります。一方で、皮下脂肪が少なく筋肉量が多い方の場合、施術そのものをおすすめできないケースもあります。施術前に医師によるカウンセリングを受けて、皮下脂肪と筋肉の割合を確認してもらうと良いでしょう。

ふくらはぎの脂肪吸引が向いている人は?

ふくらはぎの脂肪吸引が向いている方は以下のような特徴に当てはまる方です。

  • 皮下脂肪の割合が多い人
  • 足を露出するファッションを楽しみたい人

ここでは、それぞれの特徴について詳しくご説明します。

皮下脂肪の割合が多い人

ふくらはぎの皮下脂肪が多い方ほど脂肪吸引は向いています。なぜなら、脂肪吸引は脂肪細胞を除去する施術だからです。ふくらはぎは、皮下脂肪よりも筋肉のほうが多いのが一般的です。そのため、ふくらはぎの太い原因が筋肉の場合は、施術効果があまり期待できないかもしれません。

一方で、ふくらはぎの皮下脂肪の厚みは平均で7.5mmもの厚みがあるのも事実です。皮下脂肪が多い方の場合は脂肪吸引でキュッと引き締まったふくらはぎを目指せますよ。ふくらはぎの太さの原因が皮下脂肪なのかわからないという方は、無料カウンセリングで医師に診察してもらうのもおすすめです。

足を露出するファッションを楽しみたい人

ふくらはぎを脂肪吸引することで、脚のラインが綺麗になります。傷口も、膝の裏側や足首など目立たない部位なので、施術後の傷跡に悩む心配がありません。施術を受けることで、スカートやショートパンツなど足を露出する服装を気兼ねなく楽しめます。サンダルやヒールもスマートに履きこなせるため、ファッションの幅が広がるかもしれません。

ふくらはぎの脂肪吸引施術の流れ

ふくらはぎの脂肪吸引は主に、予約→カウンセリング→施術→通院の流れが一般的です。ここでは、渋谷美容外科クリニックでの具体的な施術の流れを詳しくご説明します。

予約

施術前にはカウンセリングを受ける必要があるため、予約を取るようにしましょう。予約は、お電話(0120-355-311)か 公式Webサイトからの2通りの申し込み方法があります。

どちらも24時間対応なため、ご自身のやりやすい方法で行ってみてくださいね。

カウンセリング

カウンセリングでは、医師による診察とご自身が希望する施術部位や要望などについての確認が行われます。診察では施術部位の皮下脂肪の厚さやボディバランスをチェックしてくれます。どのような施術を行うのか料金形態も含めて丁寧に説明してくれるため、わからない点があればお気軽にご質問ください。

脂肪吸引の施術

施術当日は、脂肪吸引の前後の変化がわかるように写真撮影が行われます。施術の切開部位など範囲がわかるように、マーキングも行われます。施術は麻酔が投与され眠ったあとに実施されます。眠っている間に脂肪吸引が完了しているため痛みを感じず安心です。施術後は、およそ1時間安静を保ったあと問題がなければそのままご帰宅となります。

通院

施術の次の日に診察があり、1週間後に抜糸して1ヶ月後に再診されるケースがほとんどです。施術部位の状態によって診察頻度が変わってくるため、医師の指示に従ってくださいね。

ふくらはぎの脂肪吸引をする際の3つの注意点

ふくらはぎを脂肪吸引する場合、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

  • ダウンタイムがある
  • 痛みを感じることがある
  • 内出血が起こることがある

ここでは、それぞれの注意点や起きた場合の対処法などについて詳しくご紹介します。

ダウンタイムがある

脂肪吸引によって起きた日常生活の制限が腫れやむくみがなくなるまでの期間を「ダウンタイム」と呼びます。施術直後は1時間の安静が必要となり、腫れやむくみがなくなるまでおよそ7〜10日間を要します。脂肪吸引を行うと、施術や麻酔の使用により、施術部位が腫れたりむくんだりすることがあるため注意しましょう。

痛みを感じることがある

施術中は静脈麻酔を使用するため痛みは感じませんが、麻酔の効果が切れることで痛みを感じることがあります。痛みは筋肉痛のような痛みが多く、痛み止めを飲むことで和らげられます。筋肉痛のような痛みは数日経つと軽減するケースがほとんどです。およそ1週間経過すれば、今までどおりの運動も行えるようになりますよ。痛みを感じる方は、医師へ鎮痛剤の処方をご依頼ください。

内出血が起こることがある

脂肪吸引の施術当日は、内出血予防のため施術部位を包帯で圧迫固定しますが、状態によっては数日後から内出血が起こることがあります。およそ数週間で徐々に色は薄くなり、自然と元の状態に戻るため、症状が治るのを待つ必要があります。

ふくらはぎの脂肪吸引を行う際キレイなデザインにするポイントは?

ふくらはぎをキレイに見せるデザインのポイント

左右のふくらはぎ内側の隙間を開けすぎない

ふくらはぎは、ただ脂肪を取り除くのではなく、仕上がりがどのようになるのか十分に検討した上で施術を受けることが大切です。なぜなら、皮下脂肪を除去し過ぎて左右非対称になったり、左右幅が空き過ぎてO脚に見えるケースもあるからです。左右のふくらはぎでの皮下脂肪の割合は、お互いに均等ではありません。

普段から癖になっている姿勢や運動量によって、右側のふくらはぎのほうが、筋肉量が少なく皮下脂肪が多いというケースもあります。そのため、施術前にしっかりと左右のふくらはぎの脂肪のつき方を把握してもらい、キレイなデザインになるような脂肪吸引を受ける必要があります。

ふくらはぎの脂肪吸引で足を露出する服装が気軽に楽しめる

ふくらはぎを脂肪吸引すると、足がキュッと引き締まり、綺麗になるためスカートやショートパンツなどのファッションを気軽に楽しめます。一方で、ふくらはぎが太い=皮下脂肪が多いとは言い切れません。ふくらはぎは、脂肪よりも筋肉のほうが、厚みがあるエリアです。そのため、脂肪吸引を検討している方は、皮下脂肪のつき具合を把握した上で施術を受ける必要があります。筋肉が原因の場合は脂肪吸引をおすすめしないケースもあるため、専門の医師に診てもらうと良いですね。

ふくらはぎの脂肪吸引を考えている場合には、ぜひ一度渋谷美容外科クリニックの無料カウンセリングをご利用ください。経験豊富な医師が、丁寧にカウンセリングいたします。

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医師監修について

渋谷美容外科クリニックには様々な科目の
専門医・医学博士が在籍しています。

渋谷美容外科クリニックには

日本美容外科学会,国際形成外科学会会員,

日本美容皮膚科学会会員,日本抗加齢医学会会員,

日本形成外科学会 形成外科専門医,麻酔科標榜医,
日本頭蓋顎顔面外科学会会員など様々な科目の専門医

等が在籍しており、医師監修のもと運営を行っております

池袋院 院長
峯岸 季清

渋谷院 院長
中島 透

渋谷院 副院長
野口 なつ美

新宿院 院長
野口 道男

横浜院 院長
松田 秀則

新橋院 院長
楊 美優

新橋院 医師
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渋谷美容外科クリニックのご紹介

池袋院  院長
峯岸 季清 医師
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西暦峯岸 季清 医師の経歴
03年日本大学医学部医学科卒業
03年日本大学医学部付属病院麻酔科入局
05年昭和大学病院形成外科入局昭和大学病院関連病院に勤務
13年渋谷美容外科クリニック横浜院 副院長就任
14年渋谷美容外科クリニック池袋院 院長就任
所属を見る
日本形成外科学会 形成外科専門医
麻酔科標榜医
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本創傷外科学会会員
日本頭蓋顎顔面外科学会会員
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