脇の下のニキビとは?原因・対策・NG行動などを詳しく解説!

脇の下にニキビができると、気になってしまいますよね。ここでは、脇の下のニキビの種類や原因、セルフケアやNG行動、対策方法などを詳しくご紹介します。ニキビによく似た症状も解説していますので、脇の下のニキビに悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

この記事の監修者
渋谷院 副院長
野口 なつ美
目次

脇の下のニキビ|種類

  • 黒ニキビ
  • 赤ニキビ

脇の下にできるニキビの種類は、大きく分けて2つです。 ここでは、2種類のニキビの特徴について解説します。

黒ニキビ

黒ニキビは、初期段階である白ニキビが変色したもので、黒色面皰(めんぽう)と呼ばれます。開いた毛穴に古い角質や皮脂が溜まり、空気に触れることで黒くなったものです。毛抜きなどの刺激が黒ニキビの原因になることもあります。

赤ニキビ

赤ニキビは紅色丘疹(こうしょくきゅうしん)と呼ばれ、炎症が進んで赤く盛り上がったニキビです。毛穴に詰まった皮脂が漏れて炎症が起きている状態で、中心に白い膿が溜まることもあります。

また、ムダ毛を処理した際の傷から細菌が侵入し、赤ニキビの原因になる可能性も。きちんと治療しないと、ニキビ跡が残ってしまいかねません。

そもそも脇の下にニキビができる原因とは?

  • 毛穴の詰まり
  • 摩擦
  • ストレス
  • ムダ毛処理

脇の下にニキビができる原因はおもに4つあります。

なぜ脇の下にニキビができてしまうのか心当たりがない人も多いため、以下に挙げる原因に当てはまるものはないかぜひチェックしてみてください。

毛穴の詰まり

脇の下にニキビができる原因のひとつが毛穴の詰まりです。脇の下には汗が出る汗腺が豊富に存在するため、汗や皮脂などの老廃物が毛穴に詰まりやすく、ニキビになってしまいます。また、制汗剤に含まれるパウダーが毛穴に詰まり、ニキビになることもあります。

摩擦

脇の下の皮膚は薄くデリケートです。したがって、脇に強い摩擦が生じるとニキビの原因になることがあります。具体的には、身体を洗うときにゴシゴシ擦ったり、脇に汗をかいたタオルで強くふき取ったりしていると、それが刺激となってニキビができると考えられています。

ストレス

肌荒れや免疫力の低下を招くストレスも、ニキビができる原因のひとつです。強いストレスがかかることで肌のバリア機能が弱まり、少しの刺激でニキビができてしまいます。

ムダ毛処理

ムダ毛を処理する際に、剃刀で傷をつけたり毛抜きで乱暴に毛を引き抜いたりすると、肌がダメージを負ってしまいます。肌表面の細かい傷をそのままにしておくと、そこから細菌が侵入してニキビができることがあります。

脇の下のニキビ|セルフケア方法

脇の下のニキビを治すには、セルフケアが大切です。自宅で簡単にできるセルフケアの方法として、以下の2つが挙げられます。

  • 優しく隅々まで洗浄する
  • 肌を保湿する

優しく隅々まで洗浄する

脇の下のニキビを早く治したり予防したりするためには、ニキビの原因となる汗や皮脂を低刺激な石鹸やボディーソープなどで優しく洗浄することが大切です。たくさん汗をかいたり、制汗剤を使ったりしたときは特に丁寧にケアをしましょう。

また、洗浄後はしっかり洗い流すことも重要です。洗剤の洗い残しもニキビの原因になります。洗浄をする際は、肌を強く擦るとその刺激が原因でニキビが悪化したり、新たなニキビが発生したりする可能性もあるため注意が必要です。

肌を保湿する

洗浄後は、肌を保湿しましょう。保湿をすると皮膚のバリア機能やターンオーバーが正常になり、ニキビが治りやすくなります。保湿グッズは顔用の化粧水や乳液などで問題ありません。

絶対NG!脇の下のニキビへの行動

  • ニキビを触る
  • ニキビをつぶす

脇の下にニキビができたときに、絶対にやってはいけない行動はおもに2つです。 できるだけ早く、そしてキレイに治したいのであれば、以下のようなNG行動は避けましょう。

ニキビを触る

気になるからといってニキビを触るのはNGです。ニキビを触ると手の雑菌などがつき、治りにくくなる可能性があります。炎症の悪化を防いでなるべく早く治すために、ニキビができたときはできるだけ触らないように意識しましょう。

ニキビをつぶす

ニキビをつぶすのもNGです。ニキビをつぶすと炎症が悪化し、余計に治りにくくなる恐れがあります。また、つぶしたことでニキビが化膿すると、最悪の場合ニキビ跡が残ってしまう場合も。そうなると、肌をもとの状態に戻すのが難しくなってしまいます。ニキビをつぶすのは絶対にNGと覚えておきましょう。

【必見】脇の下のニキビ対策|4つのポイント

  • 清潔を保つ
  • 生活習慣の改善
  • 食生活の改善
  • 適度な運動

ニキビができてしまってから治すのは大変です。そのため、ニキビができないように日頃から対策をしましょう。脇の下のニキビ対策には4つのポイントがあります。

清潔を保つ

脇の下は常に清潔を保ちましょう。清潔にすることで汗や皮脂が毛穴に溜まりにくくなり、ニキビを防ぎやすくなります。通気性の良い服を着たり、ボディシートでこまめに汚れをふき取ったりすることが有効です。

生活習慣の改善

規則正しい生活習慣に整えることもニキビ対策のひとつです。生活リズムが整うとストレスが減り、ニキビの減少にもつながります。むやみに肌を触る習慣も減らすと、さらに良いでしょう。

食習慣の改善

食生活の改善もニキビ対策には重要です。特に、次のような栄養素は肌の健康を保つうえで重要とされています。

ビタミンA肌が生まれ変わる周期を正常化
ビタミンB群皮脂の過剰分泌の抑制やターンオーバーの正常化
ビタミンEホルモンバランスを整えてニキビができにくい肌質に改善

これらの栄養素を含む食材を積極的に摂ることで、ニキビの予防効果が期待できます。

適度な運動

適度な運動によって汗をかくと、老廃物が排出され、新陳代謝も向上してニキビの予防につながります。また、運動にはニキビができる原因であるストレスを発散する効果も。ただし、汗をかいたままにしておくとニキビの原因につながるため、運動後のケアは忘れずに行いましょう。

ニキビではない?似ている5つの症状

  • 粉瘤
  • 毛嚢炎
  • 脂肪腫
  • 帯状疱疹
  • 化膿性汗腺炎

対策やケアをしているのに治らない場合は、ニキビではない可能性があります。ニキビとよく間違われる症状は、次の5つです。

粉瘤

粉瘤は、毛穴に皮脂や垢が溜まり、しこりになったものです。つぶすと白い膿のようなものが出るのが特徴で、患部が感染を起こすなどして悪化すると痛みを伴います。

毛嚢炎

毛嚢炎は、毛穴やその周囲が赤く盛り上がった状態を指します。痛みやかゆみが出るケースもありますが、ニキビのような芯はありません。軽度の場合は自然治癒するものの、色素沈着を引き起こす恐れもあります。

脂肪腫

脂肪腫は、皮下にできる良性の腫瘍です。大きさは1cm~20cmとさまざまで、ニキビより大きめのものが多いとされています。自然治癒はしないため、気になる場合は手術による摘出が必要です。

帯状疱疹

帯状疱疹とは水疱瘡に罹患したあと、体内に残ったウイルスが再活性化して起こる病気です。身体の左右どちらかにピリピリとした痛みやかゆみを引き起こすのが特徴で、治療には抗ウイルス薬が使われます。

化膿性汗腺炎

化膿性汗腺炎は、汗腺や毛包の機能障害により毛包に炎症が起きる病気です。痛みがあり、何度も繰り返し発生します。治療には内服の抗菌薬が使われますが、悪化した場合は手術が必要となるケースもあります。

これらの症状に「当てはまるかもしれない」と感じた場合、お気軽にご相談ください。

脇の下のニキビに関するよくある質問

ここでは、ニキビについて抱きがちな疑問点について解説します。

にきびはどのくらいで治る?

脇の下のニキビは、基本的には1週間~10日程度で治ります。しかし、炎症が強いケースでは、治癒までに数週間かかる可能性も。できるだけ早くキレイに治したいのであれば、病院への受診がおすすめです。

脇の下のニキビは何科を受診したら良い?

脇の下にニキビやしこりがあるときは、まずは皮膚科を受診しましょう。美容外科が併設されている皮膚科であれば、より親身に話を聞いてもらえる可能性があります。

脇の下のニキビは適切なケアでキレイに治しましょう!

ニキビは毛穴の詰まりや刺激、ストレスが原因で発生します。ニキビができてしまったら、触ったりつぶしたりせずに、洗浄や保湿を行ってケアをすることが大切です。また、日頃から清潔を保つ、規則正しい生活を心がける、適度な運動を行うといった予防対策も重要といえます。なかなかニキビが治らないときや、ニキビとは異なる症状が見られるときは、皮膚科への受診がおすすめです。

渋谷美容外科クリニックでは、一人ひとりに合った治療法を提案します。脇の下のニキビについて悩んでいる方はお気軽にご相談ください。

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西暦峯岸 季清 医師の経歴
03年日本大学医学部医学科卒業
03年日本大学医学部付属病院麻酔科入局
05年昭和大学病院形成外科入局昭和大学病院関連病院に勤務
13年渋谷美容外科クリニック横浜院 副院長就任
14年渋谷美容外科クリニック池袋院 院長就任
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